アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』感想(ネタバレ)

かつて実写映画化もされた宗田理の人気小説を原作とするアニメーション映画『ぼくらの7日間戦争』の感想(ネタバレ)です。

作品データ

公開日:12月13日

製作国:日本

配給:KADOKAWA

上映時間:88分

主演:北村匠海

監督:村野佑太

公式サイト: http://7dayswar.jp/

映画『ぼくらの7日間戦争』予告【12月13日(金)公開】

おすすめ度

★★★★★★☆☆☆☆(6/10)

あらすじ

いつもひとりで本ばかり読んでいる、鈴原守。話し相手といえば、同じ歴史マニアが集うチャットのメンバー。
「青春時代は、人生の解放区よ」。
平均年齢還暦越えと思われるその場所で、今日もメンバーの一人が、恋に悩む守にからかい半分のエールをくれた。

片思いの相手は、お隣に住む幼馴染の千代野綾。しかし綾は、議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。しかも、いきなり一週間後。それは守が密かにプレゼントを用意していた彼女の誕生日の目前だった。 

「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。

やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。

「逃げましょう……っ!」。

綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、駆け落ちを夢見ていた守は拍子抜けするが、特別な夏の始まりには違いなかった。もはや観光施設にも使われていない古い石炭工場を秘密基地に、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。それは、少年たちの精一杯の反抗だった。立坑櫓たてこうやぐらから屋上へと登れば、どこまでも高く広がる空が、彼らを迎えた。

だが、その夜、工場に潜んでいたタイ人の子供・マレットと出会ったことで、事態は想像もしなかった方向へ向かう。不法滞在で入国管理局に捕らわれかけていた所を間一髪助けると、はぐれた家族を探しているのだと、守たちに打ち明けた――

2日目の朝、今度は武装した入国管理局の職員が、マレットを連れ去りにハンマーを振りかぶり工場へ突入してきた。守は、仲間たちの協力のもと、敵の撃退作戦を決行する!

公式サイトより

感想(ネタバレ)

本作の鑑賞後思ったのが

色々詰め込みすぎだなぁ

ってことです。

海外から来た低賃金労働者、インターネットの発展の弊害とも言えるSNSなどを使った陰湿ないじめなどの社会問題や女の子同士が仲良くするいわゆる「百合」な展開など最近のトレンドをたくさん入れてきたのは面白かったんですが詰め込みすぎて薄っぺらく感じました。

本作のメインのテーマになっていたのは「友情」や「反抗」といった部分で上に挙げた「低賃金労働」や「いじめ」、「LGBT」などはサブテーマみたいものでしたが結局最後までこのサブテーマたちがどうなったのかが分からなかったです。

なんのためにこうしたトレンドを入れてきたのか、制作側がトレンドを入れたはいいけどゴールを見失ったな感を感じました。

そこが残念でした。

とはいえメインのテーマである大人に対する「反抗」や思春期の少年少女たちの「友情」という点では爽快さを感じさせてくれました。

子どもたちの意思を尊重せずに自分の考えが絶対だと押し付けてくる大人に対して反抗して自分の意志を突き通そう姿勢や大人に反抗する友人を守るために一緒になって大人に立ち向かう友情を人間の醜い部分も踏まえながら描いているのはとても好感も持てるものでした。

私は未鑑賞なんですが20年以上前に上映された実写版の『ぼくらの7日間戦争』の時間軸の延長線上を描いていることを示唆するシーンもあったので実写版を観たことがある方はより楽しめるでしょうし、未鑑賞の方でもほぼ全てにおいて理解できるように作られているので気になった方はぜひ映画館に足を運んでみてください。

キャスト

鈴原守/北村匠海

千代野綾/芳根京子

中山ひとみ/宮沢りえ

山咲香織/藩めぐみ

緒形壮馬/鈴木達央

本庄博人/大塚剛央

阿久津紗希/道井悠

マレット/小市眞琴

本多政彦/櫻井孝宏

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