映画『ジェミニマン』感想(ネタバレ)

★★★★★★☆☆☆☆

ウィル・スミスが50代男性と20代の男性を一人で演じクローンという倫理問題を題材にした映画『ジェミニマン』の感想(ネタバレ)です。

作品データ

公開日:2019年10月25日

製作国:アメリカ

配給:東和ピクチャーズ

上映時間:117分

主演:ウィル・スミス

監督:アン・リー

公式サイト:https://geminiman.jp/

『ジェミニマン』本予告

おすすめ度

★★★★★★★☆☆☆(6/10)

おっさん、ウィルと若いウィルのアクションに注目!

では詳しく見ていきましょう。

感想(ネタバレ)

中国すげーな


物語にはほとんど関係ない話なんですが映画って一番初めに制作している映画製作企業のロゴが出ますよね。

それのほとんどが本作では中国に関係する企業でまじで中国の勢いやべーなって感じました。

私が上映中に気づいたのがもろに中国語のロゴのある中国企業のFOSUN PICTURESALIBABA PICTURESという2つの会社。

後者のALIBABA PICTURESは知っている方も多いと思いますが中国のAmazonとも言われているアリババの傘下の映画製作会社でFOSUN PICTURESはおそらく中国のウォーレンバフェットと呼ばれる郭広昌がCEOをつとめる投資会社復星という企業の傘下の映画製作会社です。

そして上映後調べてみるとメインの制作会社であるスカイダンス・プロダクションズ中国版のLINEであるWeChatを提供するテンセントが出資している企業だそうです。

これを考えると日本の企業は何をやっているんだとどうしても思っていしましす。

バブル期に少しの日系企業がハリウッドの映画製作会社を買収したようですがバブル崩壊後に撤退し、現在残っている有名所はソニーの子会社であるソニー・ピクチャーズだけです。

しかもソニー・ピクチャーズはすでに完全にアメリカの企業で邦画を作ることもなく、ハリウッドの技術を日本に持ち帰ることもないです。

それに比べて中国の企業はしっかりと最先端の技術を国に持ち帰り自国の映画製作に役立てているようです。

SankeiBizさんの『ハリウッド映画が中国で陰り 貿易摩擦が影響、今後の興収懸念』という記事を見てみると中国は自国映画にかなり力を入れているみたいです。

私自身IT企業ももちろんこうした娯楽も完全に日本は抜かれてしまったなという印象を受けていますし、未だに中国は海賊版の国みたいに思っていて見下しているにもかかわらず「漫画村」や「アニチューブ」などの海賊版サイトを平気に利用していた日本人は多くいて、日本はかなりやばい国になってきているなって思わされましたね。

日本はもう中国に映画では勝てなくなるんだろうな~って勝手に感じています。

童貞ウィル・スミス


ここからは映画の感想を述べたいと思います。

私の勝手なイメージかもしれませんがこれまでのウィル・スミスといえばおちゃらけた人物ばかりを演じているというものでした。

メン・イン・ブラック』シリーズの”アージェントJ”や最近でいうと『アラジン』の”ジーニー”など。。

しかし本作でウィル・スミスが演じたのは最強のスナイパーとして育てられ50代になっても女と関係すら持ったことのない童貞男です。

他の作品やテレビに登場するときは眩しいくらいの素晴らしい笑顔を見せてプレイボーイ感を出しまくるウィル・スミスですが本作ではいつもウィル・スミスとは違った一面を見ることができます。

一方、本作ではウィル・スミスは50代の男性を演じるだけでなく、クローンである若い男性の役も1人2役で演じ、さすがはウィル・スミスと言えるようなアクションシーンや緊迫感のあるいつものウィル・スミスも見ることができます。

ストーリー的にはクローンを題材にした倫理問題を取り扱ったものとなっており、若いウィル・スミスがクローンとしてどのように成長していくか、また最後はどうなるのかといった展開もウィル・スミスの演技力でかなりよく仕上げられています。

安っぽいCG


おっさんウィル・スミス、若いウィル・スミスのアクションシーンなどは迫力があってよかったんですが他のシーンでのCG、映像、演出が微妙でした。

作中でいくつか国をまたぐために飛行機の飛んでいる映像が流れるんですがこれまた安っぽいCGで作られたもので背景の雷雲の映像も微妙なんですが、そこを飛んでいる飛行機は背景から浮かび上がったようなものになっていてCG感が丸出しでした。

こんなクオリティだったら飛行機のシーンいならかったんじゃないかっていう印象です。

また銃撃戦になったときの演出もこれまた安っぽいもので車が爆発するシーンやウィル・スミスたちがこもっている建物がマシンガンで蜂の巣にされるシーンなんかも緊張感みたいなものを感じることができずなんだか微妙だなっていうふうに思わされました。

せっかくクローンという面白い題材を扱っていて、考えさせられるような内容だったのに演出などが微妙でもったいないなって感じさせられた作品でした。

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