アニメシリーズを見た人なら見るべし!『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』感想(ネタバレ)

★★★★★★★☆☆☆

暁なつめの小説を原作にアニメ2期までテレビ放送されている大人気作品このすばの初の劇場版作品『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』のレビューです。

アニメ1期、2期を配信している動画配信サービスについて以前まとめたので見直したいという方はこちらも合わせてご覧ください。

作品データ

公開日:8月30日

製作国:日本

配給:角川ANIMATION

上映時間:90分

主演:福島潤

監督:金崎貴臣

公式サイト:http://konosuba.com/

「映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」本予告第2弾

おすすめ度

★★★★★★★☆☆☆(7/10)

良い意味でも悪い意味でも劇場版感がない映画。

では詳しく見ていきましょう。

あらすじ

交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだった
ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、
ひょんなことから、女神・アクアを道ずれに異世界転生することに。
「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」
と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。
トラブルメーカーの駄女神・アクア、
中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、
妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、
能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、
借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、
魔王軍の幹部を討伐したり、たまに死んだり……。
そんなある日、駆け込んできた紅魔族の少女・ゆんゆんの爆弾発言にカズマたちは凍りつく。
「私、カズマさんの子供が欲しい!」
事情を聞けば、めぐみんとゆんゆんの生まれ故郷「紅魔の里」が、
滅亡の危機に瀕しているという。
里を救うために旅立ったゆんゆんを追いかけて、紅魔の里へ向かうカズマたちだが――!?
カズマたちパーティを襲う最大の危機!
平凡な冒険者カズマが過ごす、異世界ライフの未来はどっち!?

公式サイトより

感想(ネタバレ)

ゆいゆい、ひょうざぶろー、ふにふらさん、どどんこさん


私は「このすば」はというよりライトノベルが原作の作品はアニメしか見たこのなかいのでもちろん「このすば」の原作がどうゆうものか分かりませんのでアニメ「このすば」だけを見た視点で語らせていただきます。

本作は”めぐみん”の話ということだけあって彼女の生まれ育った「紅魔の里」をメインに話が進んだり紅魔族のキャラクター達がたくさん出てきました。

アニメ1期で”めぐみん”が”かずま”達の仲間になるときに名前だけでてきた”めぐみん”の両親である”ゆいゆい”と”ひょいざぶろー”や”めぐみん”と同じく紅魔族のキャラクターである”ゆんゆん”がアニメ1期のOVAやアニメ2期の次回予告の時に言及していた彼女らの同級生である”ふにふら”や”どどんこ”などを始めとする多く紅魔族が登場しました。

そしてそんな紅魔族に共通するのがみんな残念ということ。

紅魔族はみんな上級魔法を扱って優秀な魔法使いなんですが、”めぐみん”が自己紹介するとき「我が名はめぐみん。アークウィザードを生業とし、爆裂魔法を操りしもの」(うろ覚えですみません)的な自己紹介をしていましたが実はこの自己紹介、紅魔族みんながやっているという残念具合。

紅魔族たちの自己紹介の連続攻撃をくらった時は正直内心めんどくせーなと思いつつ一人一人の内容は違いますし時々ネタみたいな自己紹介するキャラもいて「このすば」らしい笑いのとり方で面白かったです。

また”めぐみん”と”ゆんゆん”の紅魔の里時代どんな感じだったのかとか紅魔族がどうやって生まれたのかといったことが笑いあり、涙ありで知れる作品でした。

劇場版作品なのにやる気のない作画


アニメ2期から1期と比べてかなり作画に手抜きが目立つなと思っていたんでが劇場版は流石に気合い入れてやってくるなと思っていたんですがそんなことは無かったです。

最近だと「ワンピース」の劇場版作品が公開されアニメ版の「ワンピース」とは天と地ほどの差のある画力でやっぱり3年待ったかいがあったな思わされるようなクオリティでしたし、画力で定評のある新海誠の『天気の子』なども公開され、そういった作品と比べるのもおこがましいものでした。

新キャラである”ふにふらさん”、”どどんこさん”などの紅魔族の萌え要素のあるような女のキャラクターたちの等身がおかしかったですし、アニメ版からも登場する”ゆんゆん”なども崩れている印象がありましたね。

しかし、アニメ版からあるような”アクア”が泣きじゃくるようなシーンで見られるあえて作画を崩して笑いを取るようシーンは健在で面白かったです。

また本作でメインヒロイン的なポジションになっていた”めぐみん”だけはやたら作画に力が入っていて普通に可愛かったですし、爆裂魔法をぶっ放すときの演出なども迫力があり、本作で目立たせたい部分に本当に力を入れているんだろうなっていう印象でした。

なのに普通におもしろい作品


作画的に良いところもありましたが全体的にみたら本当に劇場版かってくらいに作画にやる気の無さみたいのを感じたんですがさすがは「このすば」って感じで普通にコメディアニメとして面白かったです。

いつもどおりの「このすば」って感じがして最後以外は劇場版感が全然なかったんですがそれが逆に良かったです。

かずま”のカッコつけて調子乗っちゃったり”アクア”のフラグをたてるところシーン、”めぐみん”が見境なく爆裂魔法をぶっ放そうとしたり”ダクネス”のドMなところなど一人一人しっかりとコメディ要素をもつ個性があっておもしろいですし、このパーティメンバーが揃った時のボケとツッコミの掛け合いなんかも本作でもテレビシリーズから引き続きおもしろいものに仕上がっていました。

また紅魔族のキャラクターがみんなクセの強いやつらだったり本作に登場する魔王軍の幹部の”シルビア”のキャラクター性や”かずま”との掛け合いなんかもかなりおもしろいものでずっと笑っていられる作品でした。

アニメの作画崩壊などネタにされて騒がれている昨今のアニメ業界ですが流石にかっこよかったり、可愛かったりするところに作品の力を入れていたらどうかと思いますが「このすば」のようにかわいいキャラがいる中でもコメディや内容に力を入れるような作品であれば作画は二の次で良いと言うのを本作で改めて感じさせられました。

さらにアニメシリーズでは1クールでまとめられていた日常シーン、コメディシーン、戦闘シーンが本作では90分という短い時間にしっかりとまとめられており観ていて飽きることなく楽しむことが出来ました。

本作はその他大勢のTVアニメの劇場版とは違い原作のメインストーリーをもとに作られた作品っぽいのでテレビシリーズを観ていた方はぜひ鑑賞することをおすすめします。


画像: (C)暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/映画このすば製作委員会

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