ぶっとびすぎ!映画 『劇場版 パタリロ!』 感想(ネタバレ)

★★★★★★☆☆☆☆

『翔んで埼玉』に続く魔夜峰央の原作作品『パタリロ!』』をミュージカルに続き映画化!

『劇場版 パタリロ!』のレビューです。

作品データ

公開日:6月28日

製作国:日本

配給:HIGH BROW CINEMA

上映時間:103分

主演:加藤諒

監督:小林顕作

公式サイト:https://patalliro-themovie.jp/

「劇場版パタリロ!」60秒予告【パタリロ篇】

おすすめ度

★★★★★★☆☆☆☆(6/10)

『翔んで埼玉』ほどじゃないかな。

では詳しく見ていきましょう。

あらすじ

ロンドン、ヒースロー空港は、常春の国マリネラ王国の世にも美しい(という噂の)皇太子パタリロ・ド・マリネール8世(加藤諒)の到着を待つ人々で沸きかえっていた。やがて人々の期待を裏切るように、空港に突っ込む王室専用機。大爆発した炎の中から現れた少年、「あれは誰だ!?」――彼こそがパタリロなのである!!挨拶代わりに側近のタマネギ部隊(21号:細貝圭、9号:金井成大、11号:石田隼、17号:吉本恒生)と1曲歌って踊ったパタリロの前に現れたのは、英国外務省のアイゼンバーグ(吉川純広)。ダイヤモンドの一大産出国であるマリネラ王国は、国王派と大臣派の激しい権力争いによって政情不安となり、皇太子であるパタリロにも危険が及ぶ可能性があるというのだ。しかし肝心の警備担当は姿を見せていなかった…。
 タマネギ部隊を引き連れてロンドンの街を観光するパタリロに迫る暗殺者の影。その危機を間一髪で救ったのは、MI6の諜報部員ジャック・バンコラン少佐(青木玄徳)だった。またの名を美少年キラー。その美しい男は目からレーザービームを飛ばし、見つめられた者は「ドキがムネムネ!?」して気絶してしまうという。やはり大臣派がパタリロの命を狙っているらしい。バンコランは(仕方なく)パタリロの警備担当になったのだった。
 そんなパタリロとバンコランの前に、謎の美少年マライヒ(佐奈宏紀)が現れる。マライヒはBBC放送の記者としてパタリロに密着(いやらしい意味ではなく)取材することになっていた。その時、バンコランとマライヒの視線が激しく交錯。2人は倒錯した純愛がはじまる予感に包まれるのだった。
 パタリロとマライヒは美術館を訪れていた。マライヒは独自の取材で、パタリロの父・国王があるイギリス女性に贈った絵画と、その裏に隠された秘密の手紙の存在をつきとめていた。それが世に出たら大きなスキャンダルになるため、その前にパタリロが盗み出そうというのだ。作戦は成功したかに思われたが、すべては偽の情報だった。パタリロを窃盗犯として殺害し、王室の権威を失墜させるのが敵の目的だったのだ。その時、またもやバンコランが現れ、敵を倒してパタリロを救出(本当はマライヒ目当てだが)。図太く「このネタで大臣を失脚させてやる」と下卑た笑顔を見せるパタリロだが、衝撃のニュースがもたらされる。国王が亡くなったというのだ…。
 次期国王となったパタリロは、マリネラ王国で行われる戴冠式のためバンコランに警備を依頼。もちろんマライヒも取材に訪れる予定だから、バンコランが断るはずもない。これでまた3人が再会することになる。しかし国王の死をきっかけに国際ダイヤモンド輸出機構を脱退したことで、命を狙われているパタリロのまわりは不穏な空気(倒錯した空間?)に包まれていた

公式サイトより

感想(ネタバレ)

国外名作からのパロディも


私が鑑賞した魔夜峰央原作の作品としては今年2月に公開された『翔んで埼玉』に続き2作目だったんですが本作も魔夜峰央らしさが出たパロディの多い作品でした。

しかも今回は超ビッグ作品のパロディ。

それがなんと『スターウォーズ』シリーズ。

『スター・ウォーズ』シリーズで最も知名度が高く『スター・ウォーズ』シリーズを知らない人では主人公と勘違いしている人がいるほどのキャラクターの”ダース・ベーダー”やその部下である”ストームトルーパー”達のパロディキャラクターが「加藤諒」演じるパタリロ達の敵として登場します。

更にパタリロの味方として”ヨーダ”と”チューバッカ”に似せた顔をした民族のキャラクターたちとこちらも『スター・ウォーズ』シリーズで人気のキャラクターのパロディキャラクターが登場します。

そしてそんなパロディキャラたちが戦うというもう完全に『スター・ウォーズ』が始まります。

原作や舞台は未鑑賞なのでわかりませんが『翔んで埼玉』と本作を観るにこういうパロディが多いのが魔夜峰央の作風がなんとなく分かりました。

私個人としては『銀魂』など人気作品のパロディをネタにした作品は好きなので魔夜峰央の作品も結構好きだったので『銀魂』とかが好きな方は魔夜峰央の作品は結構好きかもしれませんね。

豪華俳優声優陣


『翔んで埼玉』の時もそうでしたが本作も出演者が豪華。

『翔んで埼玉』の時は中尾彬、竹中直人などの大御所と言える俳優たちが登場していましたが本作でも哀川翔が”ダース・ベーダー”のパロディキャラとして登場します。

「Vシネマの帝王」と言われれ任侠系の作品で強面のキャラクターしか演じるイメージがありませんでしたがダース・ベーダーの安っぽいコスプレをして登場したのは意外でしたし普段のイメージとのギャップがあって面白かったです。

俳優の他にも声の出演で”大塚明夫”や”浪川大輔”、”関智一”など声優にあまり詳しくない私でも知っているような豪華な声優が登場しました。

『翔んで埼玉』の時のGACKTもそうですが普段のキャラクターからは想像できなずオファーがはいったら即答で断りそうな役を演じたりしているのを考えると芸能界にも魔夜峰央のコアなファンが多いんだろうな改めて本作の豪華な俳優や声優を考えたら思えました。

しょせん内輪ネタかな


名作のパロディがあったり豪華な出演者たちの本作ですが全体的な感想としては「しょせん内輪ネタかな」ってものでした。

恐らく製作費はかなり少なく、少ないが故に割り切ったセットの安っぽさやCGの安っぽさはこれはこれでありだなって思ったんですが受けを狙いに来ているところがあまり笑えなかったです。

元ネタが分かるところは笑える部分もありましたが元ネタがわからないところは全く意味が分からなく全然面白いと思えませんでした。

しかしスクリーン内には結構笑っている方もいたので元ネタが分かる方などは面白いと感じるんでしょうし、恐らく『パタリロ』のミュージカルを鑑賞したことがあるかたも楽しめたんでしょう。

私の横に座っていた40代、50代くらいのお父様達のグループは結構笑っていましたし、ネタにしていたものは古い漫画とかだったのでそういった年代の方向けのネタだったのかもしれないですね。

そういったところを考えると埼玉県民だけでなく多くの人がかなり楽しんで鑑賞できた『翔んで埼玉』ほどのものではありませんでしたね。


画像: (C)魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会2019

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