高校生に観て欲しい! 映画『今日も嫌がらせ弁当』 感想(ネタバレ)

★★★★★★★☆☆☆

反抗期の娘に作ったキャラ弁当をブログにアップし人気を集め書籍化もされた作品が映画化!

思春期の娘を持つ家族の感動映画『今日も嫌がらせ弁当』のレビューです。

原作ブログ→kaori(ttkk)の嫌がらせのためだけのお弁当ブログ

作品データ

公開日:6月28日

製作国:日本

配給:ショウゲート

上映時間:106分

主演:篠原涼子

監督:塚本連平

公式サイト:http://iyaben-movie.com/

映画『今日も嫌がらせ弁当』予告編 – 2019年6月28日公開

おすすめ度

★★★★★★★☆☆☆(7/10)

子を持つ親の偉大さが分かる映画です。

では詳しく見ていきましょう。

あらすじ

シングルマザーのかおりは、自然と人情が豊かな八丈島で、次女の双葉と暮らしている。可愛い娘が高校生となり反抗期に突入、話しかけても返事すらしない。かおりは娘の嫌がる“キャラ弁”を作り続けて逆襲するが、やがてそのお弁当は、母から娘への大切なメッセージへと変わっていく。
娘もまた「ウザい」とぼやきながらも、何かを受け取るように一口も残さず食べ続ける。

公式サイトより

感想(ネタバレ)

インターネットの普及ってすげぇなぁ


最近映画をみてつくづく思うことが「インターネットってすげぇ」ってことです。

最近インターネットが普及していなかった時代にはあり得なかったことがたくさん起きています。

そんなインターネットの恩恵を映画も多くうています。

一つにはSNSを中心とした口コミ拡散によって陽の光を浴びることのなかったような作品が注目されているということ。

最近でいうと『カメラを止めるな』がそうですね。

もともとはインディーズ映画で全く注目されることがなかったはずの映画でしたがSNSでどんどん広まり大手映画館でも上映されるようになり、日本アカデミー賞で最優秀作品賞にノミネートされるにまで至りました。

他にも『アベンジャーズ/エンドゲーム』だったり『君の名は。』など社会現象を起こしたヒット作もインターネットがなければあそこまでの興行収入を得ることが出来なかったでしょう。

こんな形でインターネットは映画界に恩恵をもたらしましたがまた違った形での恩恵をもたらしました。

それが個人、言ってしまえばアマチュアの情報発信によって受けた恩恵です。

本作がまさにこれです。

本作は「 kaori(ttkk)の嫌がらせのためだけのお弁当ブログ 」という一人の一般人のお母さんが書いたブログが反響を呼び書籍化され、ついに映画化にまで至りました。

本作が公開される1週間前にも一人の一般人男性が綴ったブログを元に映画化された『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』が公開され、私個人すごい面白いと思いました。

こんなふうにこれまではプロの小説家などが執筆したものだけが原作として使われてきていましたがインターネットの普及でプロ、アマ問わずに本当に面白いものが原作として映画が作られるようになったことは嬉しいことです。

母は偉大なんだなぁ


思春期の子供を持つ親は反抗的な態度を取る子供のためにお金を稼いだり面倒見なければならず、それだけでも十分ストレスがたまるというのに更に子供が毎日昼食持参が必須の学校に通っている場合は弁当も毎日作らなければいけない。

しかも弁当を作るには速く起きなければいけません。

私も高校時代、弁当が必要な高校に通っていたんですが毎日母が弁当を作ってくれていました。

私が朝起きたら既に母は起きていて弁当を完成させていて朝ごはんもすぐに食べれる状況にしてくれていていつでも学校行けるようにしてくれていました。

学校で昼ごはんの時間になって弁当を開いてみると弁当の中身は毎日違いましたし、彩りもよく美味しいものでした。

毎日こういう生活が続いていたため当たり前のように感じていましたが本作を見て高校時代を思い返してみると母はすごかったんだなぁって思い、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

私の高校時代には朝練をやっている部活もありそういった子を持つ親は更に速く起きなければならず大変だったんだろうなって思いました。

そして本作ではそんなすごい親たちより更にすごかったのが”篠原涼子”演じる持丸かおりがシングルマザーであり毎朝しっかり弁当を作っていたということ、しかもキャラ弁を。

かおりは娘を二人持つ母親でしたが娘たちが幼い時に交通事故で夫を亡くしてしまったため就労と子育てを一人で行うことになります。

しかし娘が成長していくうちに次女の反抗期がやってきてかおりに対して口をきかなくなります。

そんな娘に対抗するためにかおりは反抗的な態度をやめるまで嫌がらせ弁当(キャラ弁)をつくり続けることを決意します。

キャラ弁は考えてみれば分かると思いますが普通の弁当を作るよりも何倍も時間も手間もかかるものです。

毎日遅くまで働いていたかおりでしたが嫌がらせ弁当を作るために毎朝早く起きて手の混んだキャラ弁をつくります。

かおりはキャラ弁づくりに慣れていくと弁当を通してあることをし始めます。

それは普段反抗的な態度を取る次女とコミュニケーションをとるためにキャラ弁の中に海苔で作ったメッセージを込めて交流をするということ。

海苔を切って文字にするのは恐らく私達が想像以上に大変だと思うんですが昼夜は働いて疲れているにも関わらず、そんなことを娘が高校を卒業するまで続けることが出来たのは反抗期で悪い態度しか取らない娘でも愛する母の気持ちがあったからですし、そういう気持ちがスクリーンから伝わってきました。

かおりは本当にすごい母親だなって思いました。

本作はキャラ弁でしたがもちろん普通の弁当を毎日作り続けることは大変なことですし、当たり前のようにできることではないです。

親が子供を愛する気持ちがあるから毎日弁当を作り続けることができるということが分かりました。

本作はどんな方でも楽しめる作品ですが特に毎日弁当を親に作ってもらっている学生の方に観て欲しい作品です。


画像: (C)2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会

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