IMAXとは? 普通の映画と何が違うの?

映画

映画を映画館に観に行った時に「IMAX」という言葉を見たり聞いたりしたことがある方も結構多いのではないでしょうか。

IMAXで映画を鑑賞したことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかしそんな方でもIMAXとはなにかと聞かれて正確に答えられる方は少ないと思います。

とりあえず「画質が普通の映画よりキレイ」だとか「音が普通より大きい」とか曖昧な回答ができる方もいるかも知れませんがその程度ではIMAXの魅力が全然伝わらないですし、わざわざ追加料金を払ってまでIMAXで映画を鑑賞しようとは思わないでしょう。

そこで今回はこのIMAXについての解説と魅力について紹介します。

IMAXとは

IMAXとはカナダのIMAX社が提供する動画フィルムの規格です。

その魅力はなんと言っても映像、音響、空間、3D、作品の5つの映画を構成する要素を最大限まで高めたシアターでのこれまでにないほどの臨場感の映像体験です。

IMAXが高めた5つの要素

映像

通常規格の映画作品とは違いIMAX専用のデジタルプロジェクターを2台同時に使い映写し、リアルタイムの映像調整を行いより鮮明で高画質の映像で臨場感を高めます。

音響

スクリーンの左右と中央の上部に1つずつ、スクリーンの中央下に1つ、シアター後方左右に1つずつと合計6つの独立したIMAX専用のスピーカーがシアター内に存在し、より鮮明で大きなサウンドが楽しめます。

空間

シアター内は通常の規格のシアターよりも形が正方形に近い形になっており、座席の傾斜も急になっており、スクリーンは縦は床から天井、横は左右の壁いっぱいに広がる巨大で少しカーブのかかったスクリーンで座席との距離も近く映画の中にいるかのような感覚を味わえます。

3D

従来の映写方法と違い2つのプロジェクターの使用と、IMAXスクリーンのサイズ感によってこれまでの3D作品以上の映像体験ができます。

作品

IMAX独自の高度な変換技術によって様々な新旧作品がIMAXバージョンの映像に変換されています。

またIMAX専用カメラによって撮影された作品もどんどん登場し始め、通常映像からIMAX映像に変換された作品以上に臨場感のある作品となっております。

体験した感想

私自身初めてIMAX 3Dを体験したときは衝撃を受けました。ちなみにIMAX 3D初体験作品は『トランスフォーマー/最後の騎士王』でした。

まず本編が始まる前に映画の予告の時に一緒にIMAXについての説明が入るのですがその時の解説の時点で驚かされます。

「針が落ちる小さな音から飛行機が飛ぶ大轟音まで」みたいな宣伝文句だった気がするんですが確かに針の落ちるような小さな音までしっかり捉えていて、飛行機の飛ぶ時の大轟音は文字通り腹にまで響いてきてすごかったです。

また本編が始まる直前には3D映像によるカウントダウンが始まるのですがこの時の立体感が半端ないんです。

IMAX 3Dを体験する何年か前、映画での3Dが普及し始めた頃くらいに普通の3D映画を経験したことがあったのですがこれがまた全く臨場感を感じられなく、追加料金を返せとさえ思ったのでIMAX 3Dの時もあまり期待していなかったのですが、このカウントダウンが始まった瞬間に「あ、技術の進歩ってすごいな」って感じさせられるくらい違いを感じ作品に対する期待も一気に高まりました。

そして本編がはじまり本編も期待通りの臨場感でかなり楽しめました。トランスフォーマーだったのでその臨場感のおかげでかなり目が疲れましたが。。

しかしそれ以降シリーズ物のアクション映画は基本1回はIMAX 3Dで鑑賞するようになりました。それくらいすごいと思いました。

IMAXで映画を鑑賞する際、追加料金があり、さらに3Dともなると更に追加料金がかかり合計1000円弱も鑑賞料金が上がるため敬遠してしまうという方もいらっしゃると思いますが正直それだけの追加料金をかける価値はあります。本編始まる前の先程述べた予告でそれを実感できると思います。

むしろIMAXカメラで撮影された映画が今後増えた場合IMAX以外の規格で観る映画は暗さを感じたりするのでより一層IMAXで鑑賞したほうが良くいと私は思います。

まだIMAXを試したことのない方は是非試してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました