オーヴァーロード 感想(ネタバレ) ミリタリーアクションと思いきや

★★★★★★☆☆☆☆

人気映画シリーズ『スター・ウォーズ』や『ミッション・インポッシブル』などを手がけたJ・J・エイブラムスが制作を務め、本作で映画監督2度目のジュリアス・エイバリーがメガホンを取った。

作品データ

公開日:5月10日

製作国:アメリカ

配給:プレシディオ

上映時間:110

主演:ジョバン・アデポ

監督:ジュリアス・エイバリー

公式サイト:http://overlordmovie.jp/

おすすめ度

★★★★★★☆☆☆☆(6/10)

ミリタリーアクションと思いきやホラー映画

では詳しく見ていきましょう。

あらすじ

1944年6月、ヨーロッパを圧政するドイツを駆逐するため、連合国遠征軍によるノルマンディー上陸作戦が開始された直後、第101空挺師団は、ある重要な密命を帯びていた。彼らの任務はドイツ占領下のフランス・シエルブランという村に降り、連合軍の通信を妨害している教会の電波塔を破壊することにあったのだ。だが戦闘機は敵兵からの激しい攻撃をくらい、兵士たちは敵の領土へと散り散りに落下していった—。
地上に降り立った師団のひとり、エド・ボイス二等兵(ジョヴァン・アデポ)と、
作戦の指揮をとるフォード伍長(ワイアット・ラッセル)たちは森でクロエ(マティルド・オリヴィエ)という名の女性と遭遇する。彼女は、ナチスの科学者が“研究”と称し、村の住民たちを教会に送り込んでいるのだ、と言う。
タイムリミットまで、残された時間はわずかしかない。教会の内側から塔を破壊するため、ナチスの目をそらし、フォードとボイス、そしてクロエは基地へと進入する。しかし、そこで彼らの前に立ちはだかったのは、今まで見たこともない敵だった。

公式サイトより

感想(ネタバレ)

アクションからホラーへ


物語はいきなり降下作戦に向かう主人公のボイスたちが乗る輸送機の中から始まりバチバチの空中アクションがはじまります。

銃弾などが飛び交う空中に主人公たちは本来の目的であるナチスの電波塔破壊のために降下を開始する。

このシーンを観て典型的な戦争系のミリタリーアクションが始まるんだろうなぁって思っていたら話が進むに連れてナチスがどうやら人々を拉致して人体実験を行っているということが判明します。

そしてボイスがナチスの通信基地に意図せず潜入に成功しそこでナチスの行っている人体実験をみることになります。

そこで行われていたのが不死身の人間を作るという実験でした。

ここから徐々にホラー要素が含まれるようになってきて単純なミリタリーアクションからホラー要素も含まれた作品へと形を変えていきます。

アクションシーンは迫力満点


一番初めの連合軍の輸送機などがドイツ軍によって攻撃を受けて始まる空中のアクションシーンはかなりリアリティがあって初っ端からこんなシーンを観せられて作品に対する期待が一気に膨らみます。

ボイスたちが降下を成功させた後の陸でのドイツ軍に見つからないように隠密に行動するシーンなんかも息を呑むような演出でしたし、ボイスの上官のフォード伍長によるドイツ軍兵士のワフナーに対する拷問なんかもフォードを演じたワイアット・ラッセルの迫真の演技もあり、リアリティを感じ、ドイツ軍との銃撃戦や爆破のシーンなんかもかなり迫力がありました。

そしてなんと行っても不死身の肉体を手に入れたゾンビ(正確には死人が復活しているわけではないのでゾンビとは言わないと思いますが)との戦闘は不死身な肉体を手に入れた上に身体能力もかなり上がってるゾンビとの戦闘は見ごたえがありましたし、不死身ゆえにヘッドショットなどをしても死なずに再生するシーンを観たら恐怖すら感じさせられてかなり良い演出のアクションでした。

アクション全体として視覚的にも聴覚的にも迫力満点でした。

キャラクターの設定はどうなっているの


アクションなんかは個人的に好きでしたがキャラクター設定に関しては「ん?」って感じでした。

本作の主人公であるボイスは初め兵士にもかかわらずネズミすら殺すことが出来ないと紹介されていました。

この設定自体は人間味を感じさせてくれるもので私個人としてはかなり好感の持てる主人公の設定だったんです。

本作中でもフォード伍長がワフナーに対して拷問をする時には敵であってもあくまで人道的に扱わなくてはいけないと考え、拷問をやめさせようと止めに入るなどかなり良心的な行動を取る人物でした。

しかし仲間のチェイスがゾンビになって味方に対して襲いかかっったときに初めは自我を取り戻すように説得しますが説得が無駄だと判断したのかチェイスに対して後ろから殴りかかり、ゾンビでも復活できないくらいまでにめちゃくちゃに銃で殴りまくります。

ここでねずみすら殺せなかった兵士がゾンビになった仲間をめちゃくちゃに殴りまくるというキャラクターになってしまっていてちょっと「あれ?」って思うようになりました。

そして元からの任務である電波塔破壊を実行するためにドイツ軍の基地に潜入するんですがそこではもちろんドイツ人の人体実験を行っていた博士みたいな人と出会うんですが先に襲われたとは家、なんのためらいもなく殺していました。

まあココまではゾンビになった仲間を撲殺したことによって一皮剥けて人を殺害に対してなんのためらいもなくなったのかなって思ったんですが、最後にフォード伍長がゾンビになっため自分を見捨てて電波塔もろとも爆破しろ言う命令に対して、フォード伍長が自爆するまで彼を説得して助けようとするボイスはさっきは普通にゾンビになってしまった仲間を殺していたのに今回は見殺しにしないなんてなんかキャラが定まってないなって思いました。

ボイスの他にもヒロイン的な存在のクロエが恐らくなんの訓練も受けていないにもかかわらずためらいもなく人に対して銃口を向けて頭を撃つことが出来たり、ゾンビになっていない状態のワフナーが顔を半分なくしているにもかかわら生き延びることが出来ていると言ったところに設定はどうなっているんだって思わされました。

まあフィクションと言われればそこまでなのかもしれませんが。

とにかくキャラクターに関して結構疑問に思うことがある作品でした。


画像: (C)2018 PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.

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