アベンジャーズ/エンドゲーム 感想(ネタバレ) 最も短い3時間

★★★★★★★★★★

世界シリーズ映画でダントツのナンバーワンであるMCUシリーズの最新作でアベンジャーズ最後の作品『アベンジャーズ/エンドゲーム』。

監督は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも監督をつとめたアンソニー・ルッソとジョー・ルッソのルッソ兄弟。

アベンジャーズ/エンドゲームを観る前に復習できるようにMCU作品の公開順番とを配信しているVOD紹介したブログ書きましたのででよろしければご覧ください。

作品データ

公開日:4月26日公開

製作国:アメリカ

配給:ディズニー

上映時間:182分

監督:アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ

公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers4.html

おすすめ度

★★★★★★★★★★(10/10)

10年間の集大成。ありがとうアベンジャーズ。

では詳しく見ていきましょう。

あらすじ

サノスによって全生命が半数まで減らされ、かつてサノスに挑んだアベンジャーズも例外ではなかった。大切な人達を亡くして悲しみに暮れる生き残ったアベンジャーズのメンバーだがサノスによって消されたメンバーを取り戻すために再び立ち上がる。

感想(ネタバレ)

ここからは完全にネタバレとなりますので承知の上で御覧ください。

タイムトラベルもの


『アントマン&ワスプ』で登場した量子世界が本作『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも鍵になると公開前から考察されていましたがまさにそのとおりとなりましたね。

しかしこんな考察が出て、この考察が当たっていたとしてもそんなことどうでも良いと言わんばかりの意外な展開で私達観客を魅了してくれました。

量子世界を利用してタイムトラベルできるようにして、過去を変えてサノスの指パッチンによって死んだ人を蘇らせるというところまではいろいろな考察サイトなどでも見ましたが本作ではその更に上を行くことをやってくれました。

まさかの生き残ったアベンジャーズのメンバーが3つのグループに分かれて過去に行ってインフィニティ・ストーンを集めてくるというストーリー。こんなこと予想できた人がいたでしょうか。いなかったでしょうね。

しかもタイムトラベルした先々でしっかり物語があったという内容の濃さにも驚かされました。

まずはアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、アントマンのグループは映画『アベンジャーズ』の舞台となった2012年のニューヨークに行き同時に3つの石を取りに来ます。

その過程で当時のハルクが本当に化物みたいに暴れていたというところをNYに行ったメンバーは目の当たりにしちょっと引き気味だったところは面白かったし、現代のキャプテンが当時のキャプテンに遭遇してロキが変装していると勘違いされて戦うシーンもアツかったです。

この時代でマインドとタイムのストーンを手に入れることに成功したがスペース・ストーンを手に入れることにに失敗したアイアンマンとキャプテンは1970年のアメリカ軍の基地にタイムトラベルします。

そこではトニーが亡き父ハワードと出会い、彼の生前あまりできなかった会話を交わしたり、キャプテンが若かりし日のペギー・カーターともう見ることができました。

そしてソーとロケットは『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の舞台に飛びリアリティ・ストーンを手に入れに行きます。

そこでソーは亡くなる前の母フリッガと再び出会い今まで見せなかった親に甘えるようなな態度を見せてくれました。

こんな風にファンが待ち望んでいたようなシーンがたくさんありました。

そしてタイムトラベルで最も衝撃的だったのがナターシャの死。

ホーク・アイと共にソウル・ストーンを取りに行ったナターシャでしたがソウル・ストーンを手に入れるためには愛する者の命が犠牲とならなければいけないということが前作から判明していたため彼らのどちらかが死ななければいけないとなった時には私自身かなり衝撃を受けました。どっちもアベンジャーズ初期メンなので最後まで生き残って欲しいと望みましたがそんな甘いことが起こるはずもなくナターシャが死んでしまいました。『アイアンマン2』から登場したかなりの古参キャラということもあってショックは大きかったです。

その他にもタイムトラベルした先々で今までのMCUに登場したキャラたちが再び登場したのはマーベルファンにとっては嬉しいサービスだったのではないでしょうか。個人的にはロキが再び見れたのが一番嬉しかったです。ロキがどうなったのかが気になりますが。

こんな風にタイムトラベルした先でもしっかりとしたドラマがあり、過去登場したキャラクターを多く出すというファンサービスもかなり良かったです。

それにしてもピム粒子って1970年中にピム博士が作ったものなのに現代のスタークですら作れないってピム博士って相当すごいんだなって感心しました。

アベンジャーズ・アッセンブル


コミック版では決め台詞となっている”アベンジャーズ・アッセンブル”。今まで劇中で使われることのない言葉でしたが今回とうとうキャプテン・アメリカの口から発せられました。

過去にインフィニティ・ストーンを集めに行ったアベンジャーズのメンバーたちは現在に戻り集めてきたインフィニティ・ストーンをトニーの作ったグローブにはめていよいよ指パッチンをします。この指パッチンには相当な体への負担がかかるためソーが最初引き受けると提案しますがソーは精神的にも肉体的にもベストのときとはかけ離れていたためソーに匹敵するくらいの肉体をもつハルクがこの大仕事を引き受け、片腕を犠牲にしてサノスによって消された人々を生き返らせます。

が、それとほぼ同じタイミングでサノスとその部下たちが過去からアベンジャーズがいる時代にタイムスリップして登場し、いよいよ最終決戦が始まります。

サノスの戦闘力と圧倒的な兵力差に生き残ったアベンジャーズのメンバーがピンチに陥ります。

しかしそんな時キャプテン・アメリカの元にファルコンから無線が届き、さらに戦場にストレンジたち魔道士のゲートウェイが開きます。「これはっ」と思ったらブラックパンサーを始め、『インフィニティ・ウォー』でサノスによって消されたメンバーたちやワカンダの兵士たちなどが続々と現れます。

始めにブラックパンサー、シュリ、オコエの影がゲートウェイから見えた瞬間にかなり涙腺にきたんですがなんとか耐えれたんです。でもその後に前作でタイタン星で消えたストレンジやスターロード、スパイダーマンが現れ、それからどんどん他のメンバーが現れた時はとうとう涙が止められないくらいカッコいいシーンでした。

そしてメンバーが揃ってからのキャプテンの「アベンジャーズ・アッセンブル(集まる)」の掛け声とともにサノス軍に突っ込んでいくシーンはカッコよすぎました。

ありがとうトニー、スティーブ、ナターシャそして次の世代へ


そこからはまさかの展開でしたね。

正直鑑賞前に本作でアベンジャーズ側には死人が出るとは思わなかったんですが物語中盤でナターシャが死んでしまったことに驚かされ、さらに最後の最後に死人を出してしまうなんて。

アベンジャーズは後から合流したキャプテン・マーベルの力なんかもありサノスに対して有利に戦いを進めますが決定打に欠けていたためトニーははとうとうインフィニティ・ストーンを使うことによってサノスとサノスの軍を滅ぼすことを決意し実行します。

トニーの指パッチンと同時にサノスの軍は消え始め、負けを認めたのかサノスは攻撃をやめ、やがて灰となり消えていきます。

トニーによるインフィニティ・ストーンの指パッチンをしなければ倒せなかったヴィラン、サノスを褒めるしか無いですね。前作の最後で致命傷を負わせたソーや最強の仲間キャプテン・マーベルですら倒しきれなかったサノスはやはり相当強く、アベンジャーズ最後で最凶のヴィランとしてふさわしかったんだなって思います。

しかしインフィニティ・ストーンの強大なエネルギーに耐えきれずトニーの生命力が落ちていってしまいます。

トニーの親友であるローディ、彼のことを父親同然に慕うピーター・パーカー、妻のペッパーや他のアベンジャーズのメンバーに看取られ命を落としてしまいます。

二回目の鑑賞で気がついたんですけど今回死んでしまったナターシャとトニーってフラグ立ててたんですよね。

ナターシャはタイムスリップの前に「1分後に会おう」とか言っちゃっているし、トニーはスティーブと仲直りする時に「死ぬなよ」的なこと言ってるいで伏線はちゃんと張られていたんですね。

そしてインフィニティ・ストーンをもとの時代に戻すために再びタイムスリップしたキャプテン・アメリカも現代から過去に戻ったきりピム粒子を使って元の時代に帰ってくるのではなく時間の流れに逆らうことなくペギー・カーターと生活したため最後年老いた姿で登場し、キャプテン・アメリカのシンボルとも言えるシールドをファルコンに託したところで本作は終了します。

最後にトニーがハワードと話すシーンや娘と楽しそうに過ごしているシーン、スティーブがペギーと幸せそうにしているシーンを観れて彼らもようやく人間的な暮らしに戻れたのかと思ったら嬉しかったです。

本作公開以前からトニー役のロバートダウニーJr.やキャプテン・アメリカ役のクラス・エヴァンスは本作でMCU引退となっていましたので悲しいですがこういう終わり方が最も良かったのではないでしょうか。

彼らの意志をスパイダーマンやファルコン、ホークアイがしっかりと受け継いでいます。

今後単独作品も始まる予定の彼らですのでトニーたちのことを悲観せずに今まで通りのMCU作品のように期待していましょう。


画像: (C)2019 MARVEL

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