キングダム 感想(ネタバレ)

★★★★★★★★☆☆

原泰久の人気漫画『キングダム』を実写化。メガホンを取ったのは『GANTZ』や『いぬやしき』、『BLEACH』などの人気漫画を実写化してきた佐藤信介。主演を演じるのは数々の漫画の実写作品で主演を演じてきた山崎賢人。

作品データ

公開日:4月19日

製作国:日本

配給:東宝、ソニー・ピクチャーズエンターテイメント

上映時間:134分

主演:山崎賢人

監督:佐藤信介

公式サイト:https://kingdom-the-movie.jp/

おすすめ度

★★★★★★★★☆☆(8/10)

スケールの大きさに圧倒されました

では詳しく見ていきましょう。

あらすじ

春秋戦国時代の中国に戦争孤児の信と漂という少年がいた。彼らは天下の大将軍になるため日々剣術を鍛錬していた。ある日、漂は王宮へと召し上げられ彼らは別々の道を歩むことになる。王宮で王の弟によるクーデターが勃発する。戦いの最中、致命傷を負いながら漂は信のいる納戸を訪れ、ある小屋を示す地図を渡し、すぐにそこに行くように言った後力尽きた。悲しさを噛み締め信は漂の渡した地図の場所まで行くとそこには漂の姿が。。

感想(ネタバレ)

佐藤信介


ジャンプ漫画好きの私からするとジャンプの漫画が原作の作品を実写化するのは他のどんなものが映画化されるよりも嫌いで昨年、本作の監督である佐藤信介が人気漫画『BLEACH』を実写映画化したときも許せませんでしたし、どうせ『BLEACH』の良さなんて出せないだろうななんて思っていたら案の定映画は大コケしました。

実写版『BLEACH』の時の制作費用は邦画史上トップクラスの額をかけていると言われ宣伝費用もかなりものだったと思います。昨年開催されたロシアワールドカップのときには毎試合、毎CMごとに実写版『BLEACH』のCMが流れていたのを今でも覚えています。

さらに本監督は2016年には2006、2008年に金子修介監督のもとでヒットした実写版『デスノート』のおこぼれを貰おうとこの『デスノート』の10年後を描いた完全オリジナルストーリー作品『デスノート Light up the NEW world 』を世に送り出し、金子修介の作品の人気を受けてか興行収入的にはそれなりに高かったものの評価はひどいものでした。

そんなジャンプ映画をいくつか実写化している本作の監督佐藤信介が私自身あまり好きではありません。

そんななかジャンプ漫画が実写化されるのと佐藤信介を嫌う私がヤングジャンプで連載されている『キングダム』をなぜ鑑賞しに行ったかというと単純に漫画を読んだことがないからです。

ジャンプ漫画好きとか言いながらヤンジャンの作品はあんまり見たこと無く『東京喰種』くらいしか読んだこと無いんですね。気になってはいたんですけど読んでみようかなと思ったらすでに50巻近く出てたので諦めました。

なんかジャンプ漫画好きとか言ってすみません。

ともかく私はジャンプ漫画であろうと原作がどうゆうものか知らなくて、漫画として気になる作品だったら結局見に行っちゃうんです。

私自身本作の原作である漫画のキングダムは未読でアニメ版も見たこと無い全くの知識なしの状況で観に行ったんですけど配役なんかは抜きにしてストーリー的や設定的にはすごい面白い作品でした。

戦争孤児から大将軍を目指す信と秦国の国王であるえい政が中国統一を目指すというストーリーや登場キャラが多いにもかかわらずそれぞれがしっかり個性を持っているところなどとても良く、衣装なんかもしっかり作り込まれており、結構のめり込んで観てしまいました。

続きが気になるため原作を読みたくなったくらいです。

佐藤信介に対する食わず嫌いが少しなくなったような気がします。

スケールが大きい


そして何よりも驚いたのが本作が合成やCGばかりでなくしっかりとした現場とセットで撮影されていたということ。

作品の舞台が中国ということだけあって撮影は中国でも行われ秦の王が住む咸陽宮も中国国内の城が使われ、更には騎馬隊が平原を駆けるシーンも中国で行われかなりの数の馬が準備され撮影されたそうです。

臨場感や躍動感を出すために日本でできない大規模なセットや土地での撮影のために中国に行き撮影されてたんです。

本作ではかなりの額の制作費が費やされておりその分かなりスケールの大きい撮影が行われCGや合成でない中国の平原などでのスケールの大きいシーンも見どころに1つだと思います。

山崎賢人、橋本環奈(笑)


本作で不満を持つとしたら主役の配役ですかね。

邦画や日本のドラマをあまり観ない私は山崎賢人の演技を初めてみたんですがなんでこの人になったのか不思議でしかたありません。

イケメンなので華があるというのは分かりますが演技がうまいイケメンもいると思うんですよ。先程も言いましたが私は邦画やドラマを殆ど見ないため若くて演技もうまくイケメンな俳優というのは菅田将暉ぐらいしか知らないのですが実際にはもっといると思うんですね。そういう人を起用してほしかった。

山崎賢人なにかある度によくわからないキメ顔みたいのをするからそれが気になってしかたありませんでした。

あの顔づくりは何なんですかね。信はああゆうキャラなんですか?

あとはやっぱり橋本環奈ですね。

可愛いんですよ。本作でもなんかコロコロして顔の可愛さとプラスされてめっちゃ可愛かったんですけど演技は。。

やっぱり元がアイドルですから演技の勉強とかしてないのかもしれませんから一概にディスるのも良くないとは思いますので今後経験を積んで女優としての実力が上がるのを期待するしましょう。

長澤まさみ、大沢たかおが輝く


そんな中すごいと思ったのが山界の王、楊端和をを演じた長澤まさみと六大将軍の一人、王騎を演じた大沢たかおです。

長澤まさみの演じた楊端和は山界の王という肩書ですが文字から想像されるような野蛮なイメージではなく王としてかなり風格があり落ち着いた感じのキャラクターでそれを演じて衣装なども含めてなんの違和感も感じさせない長澤まさみはすごかったです。

本作が始める前の劇場の予告で長澤まさみが出演する映画『コンフィデンスマンJP』の予告が流れ、その映画で長澤まさみが演じる役と本作の楊端和とは正反対と言っても過言ではないくらいイメージがかけ離れているため本作で長澤まさみを観た時にかなり驚きました。

全く違った役を演じることができる彼女はやはり演技がうまいのでしょう。

(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

そんな長澤まさみは山界の王として山の民を引き連れて歩くシーンには圧倒され、本当に王に見えましたし、アクションシーンでは戦いなれしているんだろうなっていう雰囲気を感じさせてくれました。

そして大沢たかお。

彼の演じた王騎というキャラクターが原作未読のため実際どうゆうキャラクターかは知りませんでしたが本作では特徴的な話し方(オカマみたいな話し方)をしているますがしっかりと自分の意見を持った心の通った人間で六大将軍の一人であるだけあって戦闘の実力も一級品でした。3つの大きなヒゲは気になりましたけど。。

めちゃくちゃ濃いキャラをしており本作を通じて一番印象に残っています。

ていうかあの特徴的な話し方や実は裏で秦のことを考えいろいろ暗躍していたということを知り、本作で出てきたキャラクターの中で一番好きになりました。

そんな感情を抱かせてくれた大沢たかお演じる王騎です。

鑑賞後、原作の王騎について原作を知る人に聞いてみたところ原作とまんま一緒と言われ改めて大沢たかおの演じた王騎はすごかったんだなって感じました。

他にも漂とえい政の2人しっかり演じ分けた吉沢亮やえい政の弟の成蟜の小物感をしっかり表現した本郷奏多の演技も良かったですがやはり長澤まさみと大沢たかおが一際輝いて見えました。


終わり方的に次回作もありそうなので本作がしっかりヒットし続編の制作に取り掛かってもらいたいです。


画像: (C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会

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