ブラックパンサー  感想(ネタバレ)

★★★★★★★★★☆

ディズニーデラックスのサービス開始より早くも3週間経ちました。

正直そろそろ新たなアップデートで使いやすさを改善してほしいと思う今日このごろです。

さて本日はそんなディズニーデラックス内のブランド「マーベル」の作品の1つでありヒーロー作品としては初めてアカデミー賞作品賞にノミネートもされた映画『ブラックパンサー』を鑑賞しましたので紹介します。

作品データ

公開日:2018年3月1日

製作国:アメリカ

配給:ディズニー

上映時間:134分

主演:チャドウィック・ボーズマン

監督:ライアン・クーグラー

おすすめ度

★★★★★★★★★☆(9/10)

あらすじ

絶大なパワーを秘めた鉱石「ヴィブラニウム」が産出するアフリカの国ワカンダは、その恩恵にあずかり目覚しい発展を遂げてきたが、ヴィブラニウムが悪用されることを防ぐため、代々の国王の下で世界各国にスパイを放ち、秘密を守り通してきた。父の死去に伴い、新たな王として即位したティ・チャラは、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーが、武器商人のユリシーズ・クロウと組んで暗躍していることを知り、国を守るために動き始めるが……

映画.com

感想(ネタバレ)

自身の正義感を持ったヴィラン


私自身本作のヴィランであるキルモンガーがヴィランとしては一番好きです。

その理由が彼は自身の正義感をしっかり持っているからです。

他のMCU作品を振り返っていただければ分かると思いますが他作品のヴィランって結局自身が世界征服したいだとかいう単純な理由で行動しているんですよね。

しかしキルモンガーは違うんですよ。

父を本作の主人公ワカンダ王国の国王のティ・チャラの父で前国王のティ・チャカに殺された事によって復讐を考えてもいましたが彼は世界各地で虐げられている黒人などの社会的弱者の地位向上を目指して行動していたんです。

そういったただ単に自身の権力のためだかには動くのではなく誰かを救うために行動していたキルモンガーは他のヴィランとは違いしっかりとした理念を持っているため好きになりました。

SF感が半端ない


本作に登場する国ワカンダは表向きはアフリカの発展途上国の1つという見られ方をされていますが実際は地球上のどこの国よりも発達した超文明国。

そんな超文明国となった要因がはるか昔に地球に落ちた隕石に含まれるヴィラニウムという鉱石。

この鉱石はキャプテン・アメリカのシンボルでもあるシールドにも使われ軽くて最高の強度を持つためその他の武器にも使用されます。

またこの鉱石のおかげで豹の牙の首飾りを首にかけるだけでそこに内蔵されているナノマシンを利用してスーツの形にして装着することを可能にしたり、通信範囲が無制限の通信機を作り出すなど他の国よりも進んだ技術を持つようになります。

同じMCU作品である『アイアンマン』シリーズもかなりのSF感を感じますが本作で登場するワカンダは地球上のどの国や団体、企業よりも最先端なため『アイアンマン』以上のSF感を本作では感じられます。

アメリカの社会批判?


本作では今現在でも差別を受けている黒人や女性が活躍する作品ですが同時に彼らも現在のアメリカがやろうとしているアメリカ・ファーストならぬワカンダ・ファーストのような国を作っていました。

本作の舞台となる国であるワカンダはヴィラニウムという鉱石と圧倒的な科学技術を持っていましたがこうしたものが他の国々に渡ると争いが起こり自国も危機にさらされると危惧してその他の国にワカンダの持つ技術などを公表せず他の国との交易もほとんど行っていませんでした。

これと同じようなことをすこし前からニュースでよく聞くようになったと思いませんか。

そう現在のアメリカです。

現在のアメリカ大統領トランプもアメリカの安全のためにメキシコとの国境に壁を作り出したり、イスラム教徒の入国を制限するなど排他的な政治を行っています。

本作は黒人や女性が現在白人至上主義とも言えるアメリカ大統領のトランプが行っている政治と似た政治を行うことによって皮肉を込めたアメリカ社会批判を行っているのではないのではないでしょうか。


画像: (C)Marvel Studios 2017

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