ディズニーの公式動画配信サービス、ディズニーデラックスが始まりもう1週間経とうとしています。ディズニーの公式ということもあってディズニー作品のラインナップは流石だなと感心しています。
そしてディズニーデラックス内にはディズニーが配給しているブランドに『マーベル』というブランドがあります。今回は『マーベル』ブランドの中の一つの作品『キャプテン・アメリカ』を鑑賞しましたのでこちらの感想を述べていきたいと思います。
作品データ
公開日:2011年10月14日
製作国:アメリカ
配給:パラマウント
上映時間:124分
主演:クリス・エヴァンス
監督:ジョー・ジョンストン
おすすめ度
★★★★★★★☆☆☆(7/10)
あらすじ
第二次世界大戦時、貧相な体と病弱な体質であったがスティーブ・ロジャースは「スーパーソルジャー計画」の被験者となった。計画の実験は成功しスティーブは人間を超越した肉体を手に入れ超人兵士”キャプテン・アメリカ”となる。強靭な肉体と世界一硬い鉱石から作られたシールドでキャプテン・アメリカは同じように超人的な肉体を手に入れ世界征服を企むレッドスカルとの戦いに挑む。
感想(ネタバレ)
MCU初期で唯一まともなヒーロー
MCU(マーベル・シネマテッィク・ユニバース)キャラクターが勢揃いする”アベンジャーズ”シリーズの最新作『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』までくるとキャラクターそれぞれにヒーローとしての自覚と自分と同レベルの力を持つ他のヒーローの存在に気がついたおかげなのかどうか正確な理由は分かりませんが登場初期に比べてほとんどのキャラクターの性格がかなり丸くなっています。”アイアンマン”であるトニー・スタークは自分の頭の良さを良いことに他人をかなりバカにしたような発言をしますし、”マイティ・ソー”のソーは神であり絶対的な力を持つためにかなりプライドが高く挑発に乗りやすいです。他にも多くのキャラクターが登場したときは自分の力に絶対の自信を持ち、他人に対して尖った態度をとっていました。
しかし”キャプテン・アメリカ”となるスティーブ・ロジャースだけは別です。正義感が強く、人々の平和のために戦おうとする。自分のプライドや自分のためだけに戦うのではなく人を守るために戦おうとする本物のヒーローと言えるのは初期では彼だけと言っても過言ではないでしょう。
元々体が小さく、生まれつきの体が弱かったから弱者の気持ちがわかるからなのかもしれませんが劇中で強靭な体を手に入れてからも自身のそれまで持っていた正義感などは変わらず持ち続けていました。
他のMCUキャラクターと比べても初期のうちからヒーローとしてまともだったのはキャプテン・アメリカだけでした。
さすがはハリウッドって言えるVFX
本作で私が一番印象に残ったのがVFX(ビジュアルエフェクト)です。
わたしには解説が難しいので簡単にVFXの解説してくれるWikipedia先生解説はにお譲りします。
VFX(ブイエフエックス)とは視覚効果を意味する英語ビジュアル・エフェクツ[1]の略で、特撮を用いた映画やテレビドラマにおいて、現実には見ることのできない画面効果を実現するための技術のことを指す。視覚効果(しかくこうか)ともいう。VFXは、コンピュータグラフィックスまたは合成処理によって実写映像を加工することである。
フリー百科事典 Wikipedia
つまりはCGで映画に手を加えるってことですね。
そして本作ではこのVFXすごいんです。
キャプテン・アメリカ役であるクリス・エヴァンスのムキムキの肉体をVFXですごいことにしちゃうんです。
本作序盤ではクリス・エヴァンスはガリッガリで登場します。
同じクリス・エヴァンスなのですがもやし小僧と板チョコボディの二人登場します。もちろんこのガリガリがトレーニングしまくってムキムキの肉体を手に入れたとかその逆のパターンとかではありません。
これがまさにVFXの力なんです。
VFXは現在様々な映像を作り上げるのに使われていますがこんなふうに肉体を思うがままに変えれちゃうような技術でもあるんですね。ここまで出来ちゃう科学技術の進歩って怖いですよね。
とにかく本作ではこの人の体をここまで変えてしまっているのに観ている私達になんの違和感も感じさせないVFXに驚かされました。
MCUには欠かせないクロスオーバー
MCUといえばやはりMCU作品内でのクロスオーバーですよね。今作にもMCU内の違う作品に登場するキャラクターがいくらか登場します。
『アイアンマン』の主人公トニー・スタークの父であるハワード・スタークやS.H.I.E.L.D.長官であるニック・フューリーなどのくキャラクターが本作にも登場します。
こういった他作品にも登場するキャラクターの登場は作品同士のつながりというものを感じさせてくれるのでファンとしてはかなりうれしい演出です。
日本の映画にはこうしたクロスオーバーといったものをみないのでこのMCU作品のような長期シリーズ物の映画を日本でも作って上映したら面白いかもしれませんね。(映画に費やしているお金の額が違うんでかなり難しいことではあると思いますが)
引用:フリー百科事典 Wikipedia
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