パシフィック・リム アップライジング 感想(ネタバレ) 不評の理由を考える

★★★★★★☆☆☆☆

2018年4月13日公開

前作「パシフィック・リム」の人気から作られたパシフィック・リムの第二作目「パシフィック・リム アップライジング」。監督は前作のギレルモ・デル・トロから変わり今作が初映画監督となったスティーブン・S・デナイト。主演はスター・ウォーズシリーズにも出演するジョン・ボイエガ。

一作目の感想も書きましたので合わせてお読みください。

作品データ

製作国:アメリカ

配給:東宝東和

上映時間:111分

主演:ジェイク・ペントコスト役ジョン・ボイエガ

監督:スティーブン・S・デナイト

おすすめ度

★★★★★★☆☆☆☆(6/10)

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では詳しく見ていきましょう。

あらすじ

前作で地球に現れた怪獣を倒し、太平洋深海の裂け目を閉じてから10年。人々は新たに平和な時を過ごすようになっていた。他方、怪獣の再来に備え、軍は若いパイロットの育成をし、世界各国の企業はは新たなイェーガーを製造していた。 10年前の怪獣との戦いで父を亡くしたジェイク・ペントコストはある理由から軍を抜けていたが若いパイロット訓練生の教官として軍に復帰する。 そんなある日一機のイェーガーが暴走。多くの死傷者を出したこの暴走の真実を探るとある一つの事実が明らかになる。。

感想(ネタバレ)

前回の「パシフィック・リム」は私個人としては結構好きな作品でした。しかし今回の二作目のアップライジングはどうも評価が高くない。なぜなのかと思い鑑賞してみたら実際不満な点が多く感じたので今回はアップライジングが不評な理由を私個人の感想を踏まえて考えていきたいと思います。

アップライジングの意味

前作でもタイトルの意味についてふてたので今回も触れよと思います。

辞書でuprisingという単語を調べた結果以下の意味が出てきました。

uprising→①反乱、暴動②起床③上り坂

今作では①の反乱や暴動という意味で使われた言葉でしょう。

一機のイェーガーが暴走するところから始まり、作品を通じて多くのイェーガーが敵にに回ります。この暴走を引き起こした犯人が人類に対して起こした反乱や暴動という意味でつけられたタイトルなんでしょう。

今作も日本登場!!

前作ヒロイン役で登場した菊地凛子や子役の芦田愛菜などの日本人が登場し、2作目はどうなるんだろうと少し期待をしながら観ていたら早速前作から登場する菊地凛子が森マコ役として登場。まあすぐに死んでしまうんですが。。さらに脇役ではありますが期待の若手俳優である新田真剣佑も出演していました。

そしてなにより最終決戦の舞台が日本! 東京を舞台にイェーガーたちが怪獣たちと戦うシーンが今作の見どころとなります

中国が中心

(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.

前作でも香港が中心にストーリが進みましたがパシフィック・リムという名前に違わぬように太平洋に接する様々な国が登場してストーリーが進みました。

しかし今作では話の殆どが中国内で進みます。最先端技術を持つイェーガー製造企業も中国の企業であったり、軍の司令官もおそらく中国人。

最終決戦は日本で行われますがVFXやSFXなどのコンピューターで作られた感をバリバリ感じさせてくれる日本であったり、富士山付近が謎に栄えている感じが日本人からしたらリアリティのなさを感じさせられる演出です。

こういったところで中語が嫌いな日本のネット社会と日本のリアリティの無さも相まって今作の評価があまり高くないない原因となっているのではないかと私個人感じます。

ちなみに私は別に中国が嫌いとかは無いですからね。 念の為に言っておきますが。。

イェーガー

私が一作目のパシフィック・リムが好きだった理由がまさにこのイェーガーだったんですよ。他のロボットが登場する映画と違いこのイェーガーというロボットは動きに重みを感じさせてくれる。スピードはないが力強さを感じさせてくれる点がすごく好きでした。最近のロボット映画とは違ったアイデンティティーをもっているロボットでした。

しかし今作ではこういったものを感じさせてくれない。イェーガーの動きは早くなり、攻撃や動きに重みを全然感じせていない演出でした

(C)Legendary Pictures/Universal Pictures.

そしてこれを見てください。このトランスフォーマーに出てきそうな感が出ているワンシーンを。

トランスフォーマーと違ったロボットであったところが好きだったのにも関わらずこのちょっと似せてきてる感じが嫌でした。

前回の登場人物

今作には前作登場した森マコや科学者のニュートンハーマンというキャラクターが引き続き登場します。

しかし前作で主人公だったローリーや前作の最後に生き残っていることが明らかになった香港の闇商人のボスであったハンニバルなどのキャラクターが出てきませんでした。前作で英雄級の活躍をしたローリーが出てこないだけでなく作中で言及されることすらなかったのはかなり不思議でした。

前作から監督が変わったとはいえ前作の主人公に言及すらされないのはおかしいと感じます。

ストーリー

そして最後に言及したいのはストーリーです。

今作はヒロインとしてアマーラという少女のキャラクターが登場します。彼女は序盤にイェーガーパイロットの訓練生として軍に入れられるんですが最初全然イェーガーの操縦ができないんです。

「ああ、この子の成長を描きながら話が進むんだろうな」と勝手に鑑賞中思いながら鑑賞を続けていたら終盤になり最終決戦でパイロットの訓練生たちがいきなり怪獣との戦いを強いられることに。しかもそこにはイェーガーを今までうまく操作できていなかったはずのアマーラの姿も。

「最初はみんなの足を引っ張りながら何かをきっかけに戦闘中に上手く操縦できるようになるのかな」とか勝手に親心みたいなものを持ちながらみていたらこれまた不思議、普通にイェーガーの操縦ができていて怪獣と戦っているんですよ。

一体戦いの前に何があったんでしょうね。これが行間を読むってやつなのかと小説があまり好きではない私は思いました。戦いの前に起こったアマーラの変化を予想してください的な。行間なんて読めたことないんですが。

ストーリーとしてもっと彼女の成長に焦点を当てていたら面白い作品になっていたかもしれません。

まとめ

アクション映画での制作側の腕の見せ所である戦闘シーンでパシフィック・リムの良さを出せなかったり、ストーリーのなさが今作の評価を落としているのでは無いかと私は考えました。

皆さんはこの作品についてどういった感想を持ったのでしょうか。

なにか感想がありましたらコメントを頂けると嬉しいです。

ではまた会いましょう。

画像: (C)Legendary Pictures/Universal Pictures.

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