打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? 感想(レビュー)

★★★★★☆☆☆☆☆

2017年8月18日公開

劇場での上映時期に映画館で一度見てつまらん映画だなと思った記憶があるんですが2018年日本アカデミー賞のアニメ作品賞にノミネートされていたのでもう一度見直すことにしました。

大人気アニメシリーズ「物語シリーズ」や人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」などの作品で監督をつとめた新房昭之がメガホンを取り、主人公のなずなは現在人気沸騰中の若手女優、広瀬すずが典道は幅広い演技とルックスで人気の俳優菅田将暉がキャラクターボイスをつとめた。

作品データ

製作国:日本

配給:東宝

上映時間:90分

公式サイト:http://uchiagehanabi.jp/

おすすめ度

★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)

主題歌が先走りすぎた映画

では詳しく見ていきましょう。

あらすじ

夏休の花火大会を前にクラスメイトが「打ち上げ花火は横から見ると丸いか?平ぺったいか?」で盛り上がる。

そんな中クラスのマドンナ的存在であるなずなが親の再婚を理由に転校が決まる。

転校を嫌がるなずなはクラスメイトの典道とともに親から逃げ出そうとするが母親に捕まり連れ戻されてしまう。

なずなを救えなかった典道はもどかしさからなずながその日の朝海辺で拾った不思議な玉を宙に投げつける。

するとなんとなずなが連れ戻される前の時間に戻されていた。

なずなを救うために典道は同じ時間を繰り返す。

二人の運命は。。

感想 (ネタバレ)

脇を固めた豪華声優陣

この作品で注目されるべき点は主題歌の「打ち上げ花火」と脇役の豪華声優陣であると言えよう。

宮野真守、梶裕貴、花澤香菜など現在人気も実力もある声優が脇役たちのキャラクターボイスを務めている。

他方、主役の2人に声を当てているのは俳優の広瀬すずと菅田将暉。

この映画を観て正直言ってこの2人は声優には向いていないと感じた。

私自身、菅田将暉は好きな俳優の一人である。

作品ごとに演じるキャラクターが変わると演技も変わる。まるで菅田将暉という人間が何人もいるかのように感じさせるような演技をする。そんな彼の演技が私は好きだ。

しかし声優としての菅田将暉はまた別であった。俳優業では感情の入った鳥肌の立つような演技をしてくれるのに今作では感情が全く入っていないように聞いていて思えてきました。声優には向いていないんだなって思いましたね。

広瀬すずもそうですね。

まあ広瀬すずは可愛いと思いますが私自身そこまで彼女の演技が良いと感じたことがないのでこの作品に限ったことではないのですが。

なので主役の2人は脇役に完全に食われている状況であったという印象を持った作品です。まあ脇役が豪華すぎるというのもあったと思うんですが。

まあ悪いのはキャストというよりキャスティングを行ったスタッフどもなんですけどね。

やはりより多くの人に観てもらえるようにその時人気の女優やアイドルなどをキャラクターボイスとして採用するのでしょうが作品を悪くしてしまうので私的にはこういうキャスティングはやめてもらいたですね。

まあこの作品はキャスティングがどうにかなったところで良い作品になるとは思いませんが。。

なずな

作品を通じてなずなというキャラクターが意味深な表情や発言をするシーンが有りました。

中盤の「典道くんが勝つと思っていた」やクライマックスの「次会えるのはどんな世界かな」という発言など。

なずなは玉を投げることによって世界が変わっていることに気がついていたのでしょうか?

私個人としてはなずなは気がついていたと思うんですがそこで疑問が生じました。

なぜ自分で玉を投げないの?ということです。

玉を拾った張本人はなずなにもかかわらず玉を投げたのは終始典道であった。自分で玉を投げていたら自分のしたい世界にできたじゃん。

そうしたら嫌がっていた転校するという結末が変わっていたのかもしれないのに。

もしかしたら玉を投げて変わった世界は本当の世界ではないと元々気がついて、誰かの作った空想の世界を楽しみたかっただけだったのかもしれませんね。

あと一番気になったのはなずなが典道のことが好きになった理由って何?

一目惚れ?それはさすがにないですよね。典道は顔がかっこいいわけでもなく、頭が良いわけでもなく、運動が特別できるわけでもなく、家がお金持ちの訳でもない。

なずなが典道を好きなのも典道が玉にそう願って投げたからかもしれませんね。そうであったらかなり悲しいことですけれども。。

まとめ

今回もう一度この作品を見直す機会があったので見直しましたが花火だったりキャラクターの絵はとてもきれいだと感じました。しかしやはり主題歌のおかげで評判になった作品だなという印象は変わりませせんでした。

キャスト

及川なずな:広瀬すず

島田典道:菅田将暉

安曇祐介:宮野真守 なずなの母:松たか子 純一:浅沼晋太郎 和弘:豊永利行 稔:梶裕貴

なずなの母の再婚相手:三木眞一郎 三浦先生:花澤香菜 光石先生:櫻井孝宏 

スタッフ

総監督:新房昭之

監督:竹内宣之

原作:岩井俊二

アニメーション制作:シャフト

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