グリーンブック 感想(ネタバレ)

★★★★★★★★★★

3月1日(金)公開

第91回アカデミー賞作品賞、助演男優賞、脚本賞受賞。他にもゴールデングローブ賞受賞など世界的な映画祭で賞を総なめした作品がいよいよ日本で公開。監督はコメディ映画の天才ピーター・ファレリー。主人公トニー役には過去に二度のアカデミー賞主演男優賞の候補としてノミネートされ、今作でも候補となっていたビゴ・モーテンセンとドクター・シャーリー役には今作でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、アリータ・バトル・エンジェルなどにも出演するマハーシャラ・アリ。

作品データ

製作国:アメリカ

配給:ギャガ

上映時間:130分

公式サイト:https://gaga.ne.jp/greenbook/

おすすめ度

★★★★★★★★★★(10/10)

笑いあり涙ありとはこのことか。

詳しくは下をご覧ください。

あらすじ

1962年、カーネギーホールに住む黒人天才ピアニスト、ドクター・シャーリーは運転手としてガサツな用心棒トニーをスカウト。ドクター・シャーリーは差別の激しいアメリカ南部でのツアーを目論んでいた。彼らは黒人でも泊まれる旅のガイドブック、グリーンブックを頼りにツアーに旅立つ。二人の友情が起こした奇跡とは。。

感想

ビゴ・モーテンセンという個性

ビゴ・モーテンセンといえばロードオブザリングのアラゴルンのクールでダンディーなイメージが強かったんですが今回のグリーンブックの完全に変わりました。(良い意味で)

今回の撮影のために20キロと体重を増やしたみたいで今までのモーテンセンとは思えないほど体型が変わっていました。映画の中でもタバコを吸うか、何かを食べているかのシーンで7割を占めていたと言って過言ではないです。おそらく監督もバレロンガの大きい体型と大食いという個性を強調したかったんでしょう。

そのためか今までと違ったモーテンセンを感じます。今までと違ったモーテンセンを感じさせてくれたのはキャラクターの使い分けができていて本当に役者としての実力があってこそだと思います。

二人の男の友情

この作品でやっぱり1番のテーマはトニーとドクター・シャーリー二人の男の友情です。トニーはデタラメばかり言って相手を騙して、さらに喧嘩っ早い白人。

ドクター・シャーリーは黒人でそれ故にいろんなところで差別を受けるが絶対に手を出すことはなく、大人な対応をする。

全く性格も境遇も違った2人がお互いに関わり合っていく中で徐々にお互いに認め合い、成長していき、唯一無二の友人となる。

そんなストーリーとなっています。

コメディの天才ピーター・ファレリー

黒人差別という繊細なテーマを扱った作品でありながら、他人を不快にさせないようなギャグも含ませ、映画館中を笑いに包ませるピーター・ファレリーは本当に天才だと感じました。

ラストは映画史上最も好きなシーンの一つ

トニーとドクターという全く異なった個性や性格を持つ2人が関わり合うことによって成長する作品だと先ほど述べましたが私が個人的に最も好きだったシーンは最後のドクターがトニーの家のクリスマスパーティに行くシーンです。

ドクターは黒人であるということと自分にはピアノでしか他人に認められないと卑下していた部分がありプライベートでの他人との関わりを極端に無くしていたということが作品の序盤から伝わってきます。

しかし、ツアー後のトニー宅で行われていたクリスマスパーティに自らの意志で自ら足を運んだシーンはトニーと出会わなかったら一生ドクターがしないような感動だと思いました。

トニーとの関わりで成長し、自分の殻を破った最後のシーンは数多くの映画を見てきた私の中でも最も好きなシーン1つと言っても過言ではありません。


キャスト

トニー・バレロンガ:ビゴ・モーテンセン     ドクター・シャーリー:マハーシャラ・アリ

ドロレス・バレロンガ:リンダ・カーデリニ

スタッフ

監督・製作・脚本:ピーター・ファレリー

製作・脚本:ニック・バレロンガ

ポスター画像: (C)2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights Reserved.

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