アリータ バトル・エンジェル レビュー

★★★★★★★★☆☆

2019年2月22日(金)公開

世界的大ヒット作となった「タイタニック」、映画に3Dブームを巻き起こした「アバター」、他にもターミネーターシリーズなども手がけたジェームズ・キャメロン。

そんなキャメロンが次に世に送り出す作品は日本のSFコミック、木城ゆきとによる「銃夢」。監督は「シン・シティ」や「プレデターズ」を手がけたロバート・ロドリゲス。主役のアリータを務めるのは「メイズ・ランナー」シリーズにも出演したローサ・サラザール。

早速「アリータ バトル・エンジェル」観てきたのでレビューしていきます。

作品データ

製作国:アメリカ

配給:20世紀フォックス映画

上映時間:122分

公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/alitabattleangel/

おすすめ度

★★★★★★★★☆☆(8/10)

ターミネーターのサイボーグ感とトランスフォーマーのアクションを組み合わせたSF作品です。

では詳しく見ていきましょう。

あらすじ

支配するものが住む都市ザレム。支配されるものが住む都市アイアンシティ。世界はこの2つの世界に分けられていた。アイアンシティでサイバー医師をするイドは鉄の山から少女の頭部を発見する。彼女の脳は奇跡的に生きていたが長い間放置されていたため昔の記憶がなかった。彼女はイドによって新しい体を与えられアリータと名付けられ大切に育てられた。ある日、アリータはイドを襲う敵から彼を守るために戦った際、自分に秘められた大きな力に気づく。なんと彼女は300年前に作られた”最強兵器”だったのだ。アリータの忘れてしまった過去とは。。

感想(ネタバレも少々含まれます)

銃夢

「ターミネーター」シリーズや「タイタニック」で世界的に有名になったジェームズ・キャメロンが日本の漫画家木城ゆきとの「銃夢」を原作に映画の製作を発表すると日本のみならず世界中から注目を集めた。

しかしそれから幾年もの歳月がたつも銃夢を原作にした作品の公開がされることはなかった。そして銃夢の映画が公開されるより先に2009年に「アバター」が公開された。正直なところこんな映画にうつつを抜かす前にしっかりと銃夢を映画化しろと思っていました。しかしアバターを観たときと普通に技術の進化を体験して感動しました。まだ中学生にもなってない私ですら感動しました。そして世界興行収入で未だに破られていない記録を叩き出し、映画の新境地を切り開いてくれたこの映画に私は嬉しさの反面、悲しさを感じた。

もちろん「銃夢」という作品がキャメロンにガン無視されているのではないだろかと感じたからだ。あれだけ銃夢の製作で世を賑わせたにもかかわらず何年たっても映画は公開されない。更に「アバター」の記録的ヒット受け、アバターの続編を4つも制作すると発表され私自身もうキャメロンが銃夢を映画にすることはないだろうなと思って落胆していた。やっぱり日本人だから世界的に有名な映画監督が日本の漫画を映画化してくれると思うと嬉しかったんでしょうね。

そしてキャメロンがアバターの続編を製作する傍ら、銃夢の映画化をしっかり進めているということを知り、心境は一変した。そして今回の銃夢を原作にした「アリータ バトル・エンジェル」の公開を発表したときに嬉しさが爆発しました。

欲を言うならジェームズ・キャメロンが製作、脚本だけでなく監督もやってほしいと思っていたがアバターの続編に忙しいであろうし、私自身アバターの続編に期待してしまうため仕方ないと思い諦めることにします。

しかし今回監督を務めたロバート・ロドリゲスはこの作品をストーリー、世界観、アクション、キャラクターなど様々な面で素晴らしいものにしてくれた。

魅力的な世界観

日本語吹替えがすごい!映画『アリータ:バトル・エンジェル』本予告【本当の私】日本語吹替え編

予告編を見たいただければわかるように空に浮かぶ都市ザレムとその下の地上に広がる都市アイアンシティ。そして生身の人間だけではなく体の一部や脳以外がサイボーグになった人間が一緒に生活する世界。いかにもSFチックなこの世界観が私はとても好感が持てました。

こうした世界観を実写で表現するには最先端のCGを駆使するしかありません。予告編だけでもわかると思いますがかなり高度な仕上がりの世界になっています。こんなすばらしいCGで映画を作れるようになったは本当に最近の事です。アクアマンのレビューのときにも言いましたがアリータの公開を映画製作技術のかなり発達した今まで待ってよかったと思えます。

アバターになんかにうつつを抜かしてんじゃねーとか言ってすみませんでした。キャメロン先生は技術の進歩を革新してここまでアリータを温めてくれていたんですよね。

キャラクターの繊細さ、ドラマ性が素敵

かつての最強兵器であるアリータがただ単純に戦うアクション映画になるだけでなく、サイボーグであるアリータにもちゃんと女の子としての感情があり、作品を通してラブストーリーもある。

年相応に思春期であることも表現されていた。

同年代のヒューゴに恋をして、彼のためにすべてを尽くしたり、父親代わりのイドの親心に反して勝手な行動をとったり、彼に対して反発したりして彼を傷つけていしまったりする。

しかしヒューゴやその友人たちとの関わりで彼女も成長し、それとともにイドの彼女に対する気持ちを理解できるようになり、彼に対して温和になっていく。一人の女性へと成長していく様を私達も一緒に見守る。

そしてアリータとヒューゴの女と男、アリータとイドの娘と父のラブストーリーを繊細に描いた日本漫画の良いところをしっかり表現できている作品です。

私自身この映画を見ている時にアリータの強さからくる自信で思春期特有のイキっている行動ですごいイライラを感じ、上映中アリータに対して良いイメージを持てなかったんですが、キャラクターが嫌われるっていうことはやはり、それだけそのキャラクターから強い印象を受けるという、その作品の魅力ではないかと思います。

アリータの目について

公開前からアリータの目について「怖い」だの「でかい」だの「気持ち悪」いだの言われていますね。おそらくこれは漫画を忠実に再現した結果こうなったのであると思います。

ええ、つまり私が言いたいのは日本の漫画やアニメの目は海外の人がみるとこんな感じで海外の人も目がでかすぎて「怖い」とか「気持ち悪い」とか思っているわけですよ。だから日本の漫画やアニメの絵を楽しんでるやつらはみんなそれブーメラン帰ってきてるからなってことを言いたかったです。

アクションももちろんすごかったよ

古舘実況で興奮が加速!映画『アリータ:バトル・エンジェル』モーターボール特別映像2019年2月22日(金)劇場公開

作品を通して何回かアリータのバトルシーンがあってどれも迫力満点のアクションシーンになっているんですが特にすごかったのが作品の中に出てくる格闘競技モーターボールのときです。上の動画を見ていただければわかるようにすごいことになっています。まるでトランスフォーマーのようなアクションシーンですよね。

私はIMAX 3Dでみたためおそらく2Dで観る何倍もの迫力を感じました。これぞ映画館で観ることの良さだなっていうものを感じました。IMAXと3Dの特別料金を払ってでもこのシーンは見る価値のあるシーンでと思います。

続編は?

続編はあると思います。

続編の製作はまだ正式には決まっていないようですが作中の伏線の回収がされきってなかったり、今作では黒幕と対峙することもなかったし世界的にもヒットしているようですし続編は作られると思います。

まとめ

全体的に完成度の高い作品です。とくにアクションシーンと作中を通じてのアリータの成長は見ものです。2Dでも楽しめる作品ではありますが、私自身はIMAX 3Dで観ることをおおすすめします。それだけする価値のある作品だと思います。金銭的に余裕のある方はぜひIMAX 3Dでの鑑賞はどうでしょうか。

回収されていない伏線なども結構あってすっきりしないこともありますがそこは続編に期待しましょう。

キャスト

アリータ:ローサ・サラザール

イド:クリストフ・ワルツ

チレン:ジェニファーー・コネリー  ヒューゴ:キーアン・ジョンソン

ベクター:マハーシャラ・アリ  

ザパン:エド・スクレイン  グリュシカ:ジャッキー・アール・ヘイリー

スタッフ

監督:ロバート・ロドリゲス

制作:ジェームズ・キャメロン

  :ジョン・ランドー

原作:木城ゆきと

ポスター画像  (C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

コメント

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