女王陛下のお気に入り レビュー

★★★★★★★★★★

2019年2月15日(金)公開

第91回アカデミー賞9部門10ノミネートされNetflix映画「ROMA」とともに第91回のあまでミー賞のダークホースとなり、他にも様々の賞を獲得している「女王陛下のお気に入り」がついに日本上陸。監督は「籠の中の乙女」「ロブスター」「聖なる鹿殺し キング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」などを手がけたギリシアの奇才ヨルゴス・ランティモス。アン女王を演じるのは「オリエント急行殺人事件」などにも出演したオリヴィエ・コールマン。アン女王の幼馴染で絶大なる権力を持ち政治を操るレディ・サラを演じるのは「ナイロビの蜂」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したレイチェル・ワイズ。そして没落した元貴族、本作のキーパーソン、侍女のアビゲイルを演じるのは「ラ・ラ・ランド」でベネチア国際映画祭で最優秀女優賞やアカデミー賞主演女優賞など受賞したエマ・ストーン。

早速観てきたのでレビューしていきたいと思います。

結論から言いますと「今年見た映画で一番面白かった」 では詳しく見ていきましょう。

おすすめ度

★★★★★★★★★★(10/10)

あらすじ

18世紀初頭、アン女王が統治するイングランドはフランスと戦争中であった。アン女王の幼馴染のサラは女王を意のままに操っていた。そこに上流貴族から没落したアビゲイルが現れ、召使いとして雇ってもらうことになる。アビゲイルの様々な働きがサラの信頼を勝ち取り、アン女王に仕える時間も増え、アン女王もアビゲイルに気を許すようになっていく。しかし、飛ぶ鳥を落とす勢いで出世していくアビゲイルを危険に思ったサラはアン女王にアビゲイルを解雇すべきだと要求するがアン女王もアビゲイルのことを気に入っているためそれを拒否。そして上流貴族へ返り咲くことを狙っていたアビゲイルが思いがけない行動を取る。

感想

アン女王を中心にしたドロドロな三角関係をコメディータッチで表現した作品。

過去にあった悲惨な出来事と病気がちな体も相まって喜怒哀楽の激しく、ワガママで寂しがりやなアン女王。

優れた知性と激しい気性、大胆な決断力持ち合わせ、アン女王を意のままに操り、国家を支配するサラ。

元上流階級で父のせいで没落してしまったが、取り入るのが上手く、昔の華やかな生活に戻るためには手段を選ばないアビゲイル。

このように アン女王、サラ、アビゲイルとそれぞれ超強烈な個性を持っているがゆえにアン女王を中心に愛し、恨み、敵対する。 そんな彼女らを演じたオリヴィエ・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズの三人の演技力があってからこそのこの作品がここまで良くなったと感じた。彼女らがアカデミー賞の主演女優賞、助演女優賞の候補にノミネートされていることが納得できる演技でした。 彼女らの演技を引き出した監督、脚本も本当に素晴らしいものです。 

さらに撮影の舞台となった宮廷も1700年代初頭のイギリスを連想させ、アン女王の部屋にある絵画や壷などの美術品も超豪華なものとなっている。 極力照明を使わず、自然な光やロウソクの火などを使って当時の宮廷内の明るさなんかをしっかり捉えた撮影をされていた。 衣装も基本的に全員、白と黒のものでまとめられていてとてもきれいで観やすいものであった。 さらに貴族たちの女王の前で行う動きなども当時を再現されている。このように細かいところまで手の混んだ作品となっていて観ていて面白かったです。

キャスト

アン女王:オリヴィエ・コールマン

アビゲイル:エマ・ストーン

レディ・サラ:レイチェル・ワイズ

ハーリー:ニコラス・ホルト  マシャム:ジョー・アルウィン 

ゴルドフィン:ジェームズ・スミス  モールバラ卿:マーク・ゲイティス

スタッフ

監督:ヨルゴス・ランティモス

脚本:デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ

コメント

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